No.799 四万十川源流 滑床渓谷雪輪谷

2017.08.11

メンバー:IK,SK

晴 20~30℃ 0~8m/s

8/11 

4:00手鎌出発~7:20佐賀関港7:30~フェリー~8:45三崎港8:50~10:55万年橋駐車場11:10~滑床渓谷~雪輪谷出合11:45~12:41大嵓の滝~13:10・H900M~13:29・H990m桧尾根鞍部~13:41御祝山~14:42万年橋駐車場(泊)

【距離7.3Km 行動時間4時間5分 累計高度+944m-957m 消費カロリー1427Kcal】

Sが入院・手術明けで荷物を担ぐことができないので、今年の夏は軽い沢の遠征となった。沢といってもハイキング気分でのんびりできた。

8時の佐賀関発フェリーに乗るために4時に大牟田出発。7:20分に港に着いたら1便早く乗船できた。ラッキー!

予定よりだいぶ早く着いたので、短いコースで急遽、沢に足を運ぶ。滑床渓谷は、一ノ俣中流部まで約6.5㎞!!も延々とナメが続く。たぶん日本一だと思う。ほとんど高度を上げることなくナメが続く。九州でいうと大崩・鹿納谷と権七小屋谷を合わせてさらにスケールを大きくしたような雰囲気だ。沢屋にとっては夢のようなところにも思えるが、これだけ短調なナメが続くと、はじめは大はしゃぎ、そのうち口数が少なくなり、最後には飽きてくる。さらに、観光客や商業的にやっているなんちゃってキャニオニングのツアー客で沢はかなりうるさくて、なんだかな~って感じになってきてしまう。

それでも雪輪谷に入れば人気はなくなる。まず雪輪の滝で雪輪谷出合う。「雪輪谷」とは私がつけた名前で、谷の名前は探し出すことができなかった。ロープは特に必要ないが、コンテで、どんどん登る。どこからどこまでを雪輪の滝というのかわからない。高度差で100m、水平距離で300mほどすすむとなんとなくここまで位かなあという感じで終わる。

しばらくゴーロやナメを進むと大嵓の滝が現れる。30mほどか。下部は段々。上部は少しかぶっておりつるつる。いずれにしても直登は無理。左岸に巻道がついている。滝を超えしばらくで沢は傾斜を失い平凡となる。あとは三本杭まで、だらだらと続くので今回はここでやめ。さっさと下ってビールを飲みたい。15分で桧尾根に上がる。

尾根に上がるとしばらくで、御祝山でそこから傾斜が強くなり、約1時間で駐車場につく。


本流沿いに立派な遊歩道があり、雪輪谷出合まで使う。⇓ 


雪輪滝(雪輪滝出合)。フリクションもばっちりで、歩いて登れる。ここはゴムがよく効く。⇓ 

下~に見えるのが本流⇓ 

雪輪の滝はまだまだ続く⇓ 

大嵓の滝⇓ 

大嵓の滝を超えしばらぅで平凡に。⇓ 

桧尾根に上がり込む⇓ 

御祝山⇓ 

駐車場はトイレ付。広~い。しかも緑がありとても快適。ここから沢まで1分。キャンプ場まで5分。ここで車中泊した。何日でもとまれそう。買い出しは車で15分の目黒の集落にJAがある。ただお盆で休みだったので、30分かけて、松丸まで行った。大きいスーパーや百金もある。⇓ 

今回の四国遠征の本当の目的は、Oさんに会うため。彼は四国の沢屋のパイオニアで、四国のことならすべて彼に聞けばわかる。わざわざ一緒に飲むために愛媛から出てきてくれた。

今年『四国の分水嶺』という本を出された。瀬戸内海と太平洋を分ける分水嶺を端から端まですべて踏破された貴重な記録である。おれも『九州の分水嶺』でもやってみるか・・・。⇓ 

山岳冒険倶楽部 星と焚火

私たちはキャンプ、ハイキング、ロッククライミング、 山菜取り、紅葉狩り、探検、海外登山・・・ 山と森と自然から授かることのできるあらゆる恵みを いろんな方法で楽しみます。 皆さん私たちと一緒に山に出かけましょう。

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