No.757 市房山 境谷支流 二ツ岩谷(その1/2)


記録

日時:2016/8/13~14  

メンバー:IK,SK

【13日】 晴れのち曇り 28℃~30℃

入渓9:28~9:28巻始め・15m右斜滝・巻終り9:45~9:49巻始め・明るい幅広20m滝・巻終り10:01~10:04大巻始め・10+m30段滝・巻終り10:39~11:10釜付き15m直瀑~11:24明るい一枚岩の河原~11:391.8m四方の人口の穴~12:0250m大滝(50m手前から尾根状を詰めH150m登ると顕著な杣道)~12:30杣道に出会う~12:39五右衛門風呂~13:02境谷・二ツ岩谷別れ13:18~13:38右俣・左俣別れ(堰堤のようなスラブ滝で右俣出会う)~14:03㊦大スラブ滝㊤14:17~14:40ニタノオ谷左俣源流乗越の尾根下~15:27庇岩(泊)


【14日】 晴れ 24℃~32℃

庇岩7:24~7:40 H1630m尾根鞍部7:50~8:13 H1330 m尾根鞍部~8:56 P1307m~9:52大滝巻き道へ延びる杣道別れ~10:06 H1100m尾根別れ(熱中症で休憩)10:30~10:47若い植林帯との境界~11:02入渓地の大釜で水浴び11:23~11:30終着

⇧駐車場所から境谷(二ツ岩谷の本流)の出合を見る

⇧入渓して10分ほどで釜を持つ10m斜滝。ここは芯を登る。

⇧この沢ではこれくらいのは滝には数えない。ただの段差。

⇧20m右斜滝 左を巻きあがる。

⇧明るい幅広20m ここも左巻き。小巻出来るがルートを誤ると大巻を強いられる。

⇧5m+20m釜付き2段(地図には10+30と入れてしまいました)

ここはここは少し戻って左から小尾根を詰めていくと、次の写真のように壁になるが強引にのっこすと杣道に出会う。あとは杣道をたどると小さな明るい沢が横切り杉植林となり沢に戻る。

⇧10m釜付き直瀑

ここは右のガレたルンゼを15mほど登り、壁状の小尾根を落ち口に向かって左斜上。ちょっと難しいところも出てくるが道は開けると思って進むとのっこせる。ここも間違えると大巻を強いられる。(昔は難しいところに丸木橋を渡してあったが今はもう朽ち果てている)

⇧巻き終えると明るい一枚岩の河原に出る。この後しばらくで四角いトンネルがある。これって人工物?

⇧境谷一番の50m大滝

⇧ここは少し戻って小尾根を150m登りあがると顕著な杣道に出る。途中五右衛門風呂もある。ここを過ぎると、青いホースの残骸が杣道に沿って残っているのでそれを道しるべに進むと境谷・二ツ岩谷の別れへと導かれる。(杣道と出会ってからすぐに下降すると10mクラスの滝が4つほどあるので、そこを楽しんでもいいが1~2時間のタイムロス)

⇧二俣過ぎると大岩のゴーロが続き、堰堤と見間違うスラブ滝で左俣が出会う。ここは三俣で左俣の横にはさらにスラブ滝で枝沢が出会う。

⇧今回は右俣。

⇧三俣からすぐに少しガレた20m斜滝を登り、その後ナメやナメ滝などが小気味良く現れ、そして圧巻の巨大スラブ滝が現れてくる。幅50m・長さ300mはあろうか。まぎれも無く九州一である。いや日本一かもしれない。中段まで登る。その後は登れないことはないが、支点は全く取れない。落ちたら終わりである。ボルトを埋めるのはこの滝には失礼である。そこまでして登る意味は全くないほど素晴らしい滝である。

⇧まだまだナメやスラブが続き、全く飽きない。

⇧今回は『Vasque Lotic Water Shoe』US AMAZONで69$ . 少し靴内のホールド感に欠ける。フリクションもビブラム・イドログリップでまあまあだが、ステルスほどではない。でも、ステルスのメンテの大変さを考えると、コスパも優れたこれはきにいった。

⇧ニタノオとのコンタクト部を過ぎ、滑や斜滝を楽しみながら進むと、今日の野営地『庇岩』が見えてくる。

星と焚火スタイル

野営道具は 飯盒・炭・ネイチャーストーブ・ブルーシート・米・虫よけのためのスリーピングバックカバー・酒・干魚・ソーセージ。

 焚火は近年、禁止の風潮になってきている。わからんでもない。しかし、枝一本折っても怒り出すにわかナチュラリストにもは反発も感じる。日本の杣の文化も考えてほしい。焚火は日本人いや人類が生み出した生活技術の根幹なのだから。こういった最近の流れは、鯨保護で物議をかもす、あの団体の姿と被ってしまう。自分が正しいと思い込んでしまうと、ほかのすべてのことは見えなくなってしまう恐ろしい風潮だ。

 林道・ダム・観光施設・・・大きな破壊には無頓着になり、やれ焚火禁止、やれボルト発見、木の幹に傷・・・こういったものだけクローズアップされる。ちょっと変だ。

 痕跡を残さない我々の焚火であっても、自然に悪影響と言われれば返す言葉はない。『山岳冒険倶楽部・星と焚火』は原則焚火は行わないことにする。寂しくもあり、悔しくもあり、ばかばかしささえ感じる…。

山岳冒険倶楽部 星と焚火

私たちはキャンプ、ハイキング、ロッククライミング、 山菜取り、紅葉狩り、探検、海外登山・・・ 山と森と自然から授かることのできるあらゆる恵みを いろんな方法で楽しみます。 皆さん私たちと一緒に山に出かけましょう。

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