No.1038 甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根

12/31(1日目) 9:00 尾白川渓谷駐車場 14:30 五合目小屋跡 16:00 七丈小屋

1/1(2日目) 08:00 七丈小屋 09:30 2580m 10:00 七丈小屋 11:00 五合目小屋跡 14:00尾白川渓谷駐車場

【山行計画】

 槍ヶ岳敗退下山後の車中で各山域の気象予報を確認したところ、31日は北から南まで冬型の気圧配置が強まる見込みのため樹林帯が多く、行動開始地点の標高が低い甲斐駒ヶ岳黒戸尾根に転身とした。

【山行工程】

(1日目)

 9時に行動を開始。2018年にも黒戸尾根を登ったが、当時は序盤の道に落ち葉が降り積もっており砂埃を立てながら歩いた。今回は落ち葉の上に雪がついており積雪の多さを感じる。刃渡りにもしっかりと雪がついており只の道となっている。五合目辺りから風速15mほどの風が吹き始める。16時に七丈小屋に到着。受付でテント泊は我々のみでテン場へのトレースもないとのこと。夜間は周囲気温が-20℃となり寝付きの悪い夜となる。

(2日目)

 夜間の冷え込みで手足の指先に痺れを感じながら起床。日が出て寒さも少しは和らいだが風の強さは変わっていない。8時に行動を開始するがわかん装備でところにより膝程度の積雪あり。170mほど標高を上げたところで風速20m程の地吹雪となり行動を断念する。5分程度の間に自分たちがつけたトレースが消えている箇所あり。下山後も甲斐駒ケ岳からは雪煙を確認。

【感想】

 槍ヶ岳敗退より間を置かずの行動には疲労を感じながらの行動となり、難路ではないのがせめてもの救いだった。2018年当時の黒戸尾根に比べるとかなりの積雪があり別の山を登っているような気がした。夜間の冷え込みもこれまでの経験の中でワースト級であり終始気持ちが休まることがなく正直弱気になっていた。長期日程で厳冬期の山に入るための判断力や気持ちの持ち方に課題を残す山行となった。

山岳冒険倶楽部 星と焚火

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