記録
日時:2016/10/8~9
メンバー:IK,SK
【8日】 晴れのち雨 22℃~30℃ 26.8Km 10時間50分
猿が城キャンプ場7:45~青石集落9:34~目丸山登山口(林道・貯木場)10:26~目丸山11:48~京丈山15:03~平家山17:38~18:01椛木尾根JP(泊)
猿が城キャンプ場入り口に車を駐車して出発
【9日】 雨のち曇り 14℃~20℃ 36.6Km 10時間55分
椛木尾根JP(泊)6:48~国見岳8:20~池山9:04~椎矢峠10:33~遠見山12:44~P1184・13:03~P1010・14:34~林道14:55~車道15:24~鮎の瀬大橋16:43~堂面橋17:08~鮎の瀬大橋17:45
*****
❶日目
起点の猿ヶ城キャンプに車を駐車。今回は全長60kmのトレイルを2日で走破予定。途中里山の集落やそこで暮らす人たちの生活にとの触れ合いも楽しみなコースだ。また夏から秋にかけての木の実やキノコも目的の一つ。しかし例年は、朝晩は冷え込むこの季節なのに、内大臣の津留から青石集落までの車道は30度を超える。暑さゆえに先が思いやられる。水はすべて沢の水を頼りにしていたが、青石集落までは田んぼが点在し飲み水には適さず、濃度の高い汗だけがだらだらと流れ、すぐに脱水気味になる。青石を過ぎてやっと飲み水にありついたが、時すでに遅くバテバテとなっていた。また、めまいや手足の攣りの症状も出てくる始末。焦らずぼちぼち進む。目丸を越えて京丈との間で雨が降り出す。今度は一気に冷え込んできて手の感覚がなくなり始める。カッパの下を持ってこなかったことに後悔するも後の祭り。テンバに着いたころには土砂降りの雨となっていた。安物のブルーシートだけでは雷を伴った風雨には耐えるすべもなく、夜中は半ばあきらめて、ただ朝が来るのを待つだけだった。
❷日目
水浸しのズボンと靴を履くのがなんとも悲しい。文明生活がいかに楽ちんなことなのかを思い知らされるが、人間にとって、こんな経験を定期的にしておくことは大切なことだと思う。その暮らしの中のささやかな幸せこそが一番の幸せなんだと気づく瞬間だ。
濡れた靴や下着も歩き始めれば、そんなに気にはならない。国見を過ぎたころには薄日も差し始めて気分も晴れる。昨夜の雨はやはり相当ひどかったらしい。つんだ落ち葉が流されて地肌がむき出しになっている。遠見山直前から鮎の瀬大橋方向へ北西に伸びる尾根に乗る。今回楽しみにしていた尾根だ。踏み跡は途中までしっかりついていたが、P1108あたりからとぎれとぎれになってくる。P1010 過ぎで、林道にぶつかると新しく植林された場所で、藪に敗退する。あとは林道から車道へ降りててくてく猿が城まで9kmのアスファルトの道のり。鮎の瀬大橋を過ぎて猿が城までは通行止めになっていたが歩きなので何とかなるだろうと思いきや、ゴールの猿ヶ城を対岸に見るところで橋が流出、昨夜の大雨で川は濁流と化し、渡渉は不可能。また3.5kmの道のりを鮎の瀬大橋まで引き返す。鮎の瀬大橋でギブアップ。タクシーで起点の猿が城へ引き返す。3000円也…
青石集落とマムシ君
目丸山登山口
タマゴ茸ゲット!
目丸山
京丈山
平家山
椛木尾根JPのテンバ・土砂降りの雨の中ブルーシートでのビバークは堪える。焚火もできないまま、シュラフカバーで夜を明かす。夜半から冷え込んで眠れなかった。
【9日】 雨のち曇り 14℃~20℃ 36.6Km 10時間55分
椛木尾根JP(泊)6:48~国見岳8:20~池山9:04~椎矢峠10:33~遠見山12:44~P1184・13:03~P1010・14:34~林道14:55~車道15:24~鮎の瀬大橋16:43~堂面橋17:08~鮎の瀬大橋17:45
夜半は土砂降りで久々に過酷な夜を明かした
雨の中出発。夜中はパンツ一貫で過ごしたが、出発前には水浸しのズボンと靴を履かなくてはいけない。悲しい気持ちになるんだよな~
池山
椎谷峠 このころには雨も上がったが、結局降ったりやんだりの天気だった。
遠見山から鮎の瀬への尾根道
途中、林道とぶつかる
尾根を進むも新しい植林で猛烈な藪に退却した
尾根をあきらめすぐ下を通る、鮎の瀬から緑川へと延びる車道へ降りる
鴨猪林道入り口が分かれる
鮎の瀬大橋が見えてきた。橋手前からつづら折りの道を3.5kmでゴールの猿が城のはずだったが・・・
猿が城キャンプへ向かうも橋が流出し濁流で渡渉できず、目の前の猿が城へわ渡れなく、大迂回を余儀なくされる。とほほ・・・。
夕陽を見ながら再び鮎の瀬大橋へ
全長約60kmのロングトレイルで一周できる!(ところだった・・・。ゴール目前の100m手前で引き返す。)
0コメント