メンバー: NM
日時: 2021.01.01(金)
天候: 曇のち晴ときどき雪、気温-2~4℃、風速 0~2m/s
行動時間: 5時間46分(05:06〜10:53)
移動距離: 15.6km
高低差: +1101m/-1041m
年末に降った雪のおかげで、比叡山で雪山気分を楽しむことができた。墓参りついでに中高生時代を過ごした京都に滞在したものの、同級生と会うここともできず、独りで八瀬口から比叡山に上がった。前日の降雪後に登った跡はなく、令和3年のこのルートは私が初登頂ということになる。
寝坊したおかげで初日の出を見ることはできなかったが、写真のように朝やけに染まる雪の北山山塊と明けの月は格別だった。ほぼ40年振りに訪れた延暦寺は、雪に覆われてなんとも言えない風情ががある。残念ながら根本中堂は改修中で建屋に覆われていて見ることはできなかったが、観光ではあまり訪れない多くのお堂は人もほとんどおらず、ゆっくりと堪能することができた。
延暦寺を抜けて、雪の積もった登山道を横高山まで縦走したが、隣にドライブウェイが走っているので全く緊張感はなかったが、装備がトレランシューズ(一応Gore-tex)とゲイターにレインウェア程度で、歩を止めると寒さが身に沁みたため、ほぼ休まず歩き続けることになった。今回のコースではあまり視界の開けている所はなかったが、吹き溜まりでは膝下くらいの積雪があり、久々に雪山の雰囲気をあじわうことができたことがなによりだった。
雪が降る中、横高山から下山。登山道に雪は積もってはいたが、根雪がある訳ではなく、石や泥濘みが隠れていて何度か足を取られそうになった。登山口バス停まで降りて振り返ってみると、いつの間にか空は晴れ渡っており、少し汗ばんできていた。汗が引いて体温が下がり始めた頃、バスが到着。それこそ40年振りに京阪バスに揺られて国際会館駅に向かった。
時間があれば、仰木峠か梶山まで足を伸ばし、大原でゆっくり観光して戻りたかったところだが、これは次の機会にでも取っておこう。
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